僕は子供のサッカーの補欠制度について
ずっと反対を唱えているんだけど、
おかげで
少しずつ補欠撲滅に賛成してくれる人も増えてきてます。
だけど、
とは言ってもなかなか
世の中の人全員が
『補欠制度、反対~!』
って訳でもなく、
やっぱり未だに
『勝つためには試合に出れない子供がいても仕方なくね?』
ってスタンスの人たちがいます。
僕はその人たちに
補欠制度の愚かさや悲惨さを知ってもらうために
いろんな考え方や視点を提案して説明してます。
ちなみに
僕が言う『補欠』と言う意味について
こちらのブログで詳しく書いているので
読んでください
で、今回はそんなたくさんの提案の中から
お金という側面から
子供のサッカーの補欠問題について話そうと思う。
ただ、なぜか
日本人は、お金の話題ってタブーなことが多い(;'∀')
セコイとかお金のために動くなんて。。。
そんな考えと言うか受け取め方が
いまだに根強くあったりしますが
だけど、
絶対に重要なことなので、
ぜひこの機会に考えて欲しいなって思います。
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指導者にまず言いたいのですが、
以前、僕がとある子供のサッカーチームの指導者さんに
『お金の問題から考えても補欠制度はおかしい』
『同じ金額を払っているのに
試合に出られない子供がいるのはおかしい』
って話をしたことがあるんだけど、
その時、その指導者さんは、
『私はそんなお金の面から補欠制度なんて考えたことはない!
だったら、お金をたくさん支払えばその子供は沢山試合に出られるってことですか?』
と、ちょっと腑に落ちない、理解できない
という感じでした。
確かにね、特に
子供のサッカーチームの指導者さんからすれば
そんなお金がどうとかって
考えたこともないと思うんだけど、
だけど、
僕が考えるに、
お金の話は凄い大事なことだし、
指導者やチームの運営者なら
絶対に考えておかなければいけないことだと思うんですよね。
だからこそ、
ちょっと聞いて欲しいんだけど。
同じ金額を払っているのに試合に出れないのはおかしくない?
まず、考えて欲しいのが、
この事です。
僕たち保護者は
子供のためにお金を支払ってサッカーチームに所属したり
習いに行ったりしてます。
これはレギュラーも補欠も同じ金額です。
なのに、
サッカーが上手い子供は
毎週末にあるサッカーの試合に
例えば3試合あるとしましょう。
3試合、全部に出場できるのに
サッカーが下手な子供は
1試合しか試合に出場できない。
これって、お金の面から考えたらどうでしょうか?
仮に試合に出るために1人3000円支払っているとすれば、
レギュラーは3試合で3000円
1試合出るのに1000円払っていることになるけど
だけど補欠は
1試合しか出れないので
1試合出るために3000円も支払っていることになります。
また言い換えるなら
レギュラーの子供が試合に出るために
補欠の子供が費用を負担している!
とも言えるわけですよ。
これっておかしくないですか?
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僕は毎回言うのですが、
サッカーチームはある意味ビジネスです。
サービスです。
これはいくらコーチが
『お金として子供達を見た事はないし、
サッカーをそんな風に考えた事はない!』
と言っても、
例えどれだけ安い料金だったとしても
お金の支払いが発生しているからには
絶対に考えておかないとダメな事だと僕は考えてます。
なぜなら
ビジネス、サービスとして考えておかないと
チームの運営が成り立たなくなるからです。
だけど
僕が今まで色んなチームを見てて思うのは
この側面をタブーとしているのか?
もしくは
考えないようにしているのかは分からないけど、
あまりにも無頓着なチームが多いな
という印象です。
チームを維持するためには
お金は絶対に必要です。
そのためには
生徒数を増やすことは大切な問題なのですが、
だけど
サッカーだけに限らず
野球やその他のスポーツにおいても
『強ければ人が集まる!』
としか考えてないように思います。
でもこれはすごい間違いで
チームが強くなくても
生徒を集める方法はいくらでもあります。
昨今、たくさんのチームが潰れていってるのは、
そこに気づいていないからだと
僕は考えてます。
なので、
サッカーチームを運営していく限り
お金の問題は知らんぷり出来ない問題なのです。
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ちょっと話が逸れてきたので話を戻すけど
お金、費用に関しては
ボランティアコーチだから
報酬も少なくてやっているとか
プロのコーチでお金をたくさんもらっているとか
そんなのは、チーム側の事情であり、
僕たち、通っている側の立場からすれば
『全く関係のない話だよ!』
って事です。
同じ金額を支払っている限り
平等に扱われて当然!
という権利が発生します。
ちなみに、
僕が言う平等とは
1分1秒同じように試合に出せ!
という事ではなく、
流石にそれは無理ですからね。
なので、
前後半をピリオドとして考えるなら
同じピリオド数出すようにしようってことです。
もちろん
人数によっては多少多く出られる子供もいるけど、
それなら、
次回の試合は前回少なかった子供を出すなどバランスを取ろうよってこと。
また、
交代枠や参加登録人数が決まっている試合なら
今回出られなかった子供は、次回の試合を優先して使うなど
そういった考慮をしてくれよ
ってことです。
それが僕の言う
みんな平等に
です。
だけど、そのように説明しても
まだ難色を示す指導者さんも多いのですが、
だけど、例えば、
スポーツジムに通うと考えてみてください。
筋肉ムキムキの人は、
全てのトレーニングマシーンを使っても良いのに、
ガリガリだからと言って
このマシーンだけしか使ったらだめです!
と言われたらどうですか?
なんで?
ってなりませんか?
同じ金額支払っているのに。。。
じゃあ、
自分が払っている月額費は
ムキムキの人がトレーニングするための資器材を購入するために
使われているのか?
ってムカつきませんか?
学校の試験だって同じで
賢い子供だけにテストを受けさせて
おバカな子供にはテストは受けさせません
だって、
学校の平均点落ちちゃうでしょ!
そんなこと言われたらどうですか?
おかしいと思いませんか?
それなら
みんながテストで良い点数取れるように
教えるのが先生の役目でしょ!
って言いたくなりませんか?
英会話教室に通っていて
英語を上手く話せる生徒だけに先生が沢山話しかけて、
英語を上手く話せない人にはほとんど話しかけてくれない
そんな依怙贔屓する教室にお金を払って通いたい
って思いますか?
上手いから、下手だからではなく、
お金の支払いが発生する以上、
まずは、平等に使える、受けられる権利はあるはずなんですよね。
なのに、
サッカーになれば
なぜか下手だから、起用すると試合に勝てなくなるからサッカーの試合に出さない
となってしまう。
これ、かなりおかしくないですか?
そもそも
『サッカーが上手くなるために
サッカーチームに入ったんだけど』
って言いたくなりませんか?
サッカー習いに行ってるのに
下手だから試合に出してもらえないなら
その下手な子供はどこでサッカー出来るの?
って思いませんか?
しかも
お金払ってるのに!
他にも費用面でおかしいと思うことがあります。
僕もすっごい経験あるんだけど、
サッカーの大会に出るためには
エントリー代
と言うものが必要な大会があったりする。
そのエントリー代金は
チームの子供たちの人数で頭割りになってる。
仮にエントリー料金が
3000円とする。
子供が15人いれば
1人200円の費用が掛かる。
だけど、
全く試合に出れない子供がいる。
そしたら
その子供は一体何のために
そのエントリー代金を支払っているの?
なぜレギュラーの子供が試合に出るための費用を
補欠の子供やその家族が負担しないといけないの?
『たかが200円やん!』
って思うかもだけど、
だけど、
それが毎週末にもなれば
1年で考えれば結構な金額だし、
そもそも金額云々の話じゃないでしょ。
ましてや
県外に遠征ともなれば
それなりの費用が掛かりますからね。
高速道路代、ガソリン代、宿泊費、
その他諸々。
なのに
他府県まで泊りで遠征に行って
1試合も試合に出してもらえなかった。。。
そんな話を本当によく聞きます。
僕の子供が所属するサッカーチームの
上の学年でも実際にあったことで、
流石に
クレームが出たみたいですが。
そりゃー当然そうなるわな
って話だけど。
『何のためにお金出してるんや!』
って怒って当然ですよね。
でね、最初ちょっと触れたけど
とあるチームの指導者が
『お金を平等に支払っているから
試合も平等に出せ!』
というなら、
『お金をたくさん支払えば
その子供を沢山試合に出すのか?』
ってことに対する回答なんだけど、
僕はある意味、
極論だけどそれもありだと思う。
僕自身、子供がずっと補欠で
試合にほとんど出してもらえない時に
案として考えていたのは、
配車当番に当たった家の子供は
フルで試合に出す!
ってのはどうだろうか?
って考えていたことがある。
子供がサッカーや野球とかしている
保護者さんならよく分かると思うんだけど、
意外と偏る。
配車出来る家と出来ない家に。
もちろん
仕事や家の問題、
いろんな事情があって配車出来ないのは
分かる。
お互い様だということも理解してる。
だけど、
こっちは、自分の時間を使い
泥だらけの子供たちを乗せて車を汚され
それでも配車出来ない家の人たちの分も
配車当番をかって出てる。
なぜなら
試合会場に行けない
そんな理由で子供達が楽しみにしている試合を中止にさせたくないからです。
子供に試合をさせてあげたいからです。
なのに、
頑張って配車してるのに、
試合に出られるのはサッカーが上手い子供たちだけで、
サッカーが下手な我が子はほとんど試合に出してもらえない。
はぁ?一体何のために配車してるの?
ってなりますよね。
子供は試合に出さないくせに
車だけは出せ!
って。
『いやいや、出して欲しいのは
子供なんだけど!』
ってなりますよね。
チームのために、
子供たちが試合に参加できるように
配車当番をたくさんやっているのに
我が子が試合に出してもらえないなら
『それならレギュラーの親だけで配車当番したら?
それで配車当番がいなくて試合が出来なくても知らんわ。。。』
ってなるよね!
って話です。
そうなると本当に
試合が出来なくなる可能性も高くなります。
それを防ぐためにも
チームに貢献している家の子供は
優先的に試合に出します。
ってなれば
補欠の子供の保護者は
積極的に配車当番に手を挙げるようになるかなと。
そういう条件なら
僕なら
絶対に配車当番やりまくりますけどねw
それで
我が子が試合に沢山出られて、
かつ
試合に参加できなくなることがない
となれば
みんなにとってメリットしかないでしょ。
なので
そんなのもありかな?
と思ったりしてる。
それに、
配車当番の場合は
ほとんどの家庭に順番が回ってくるので
ある意味、公平だし
そこまで偏りも少ないと思うし。
まぁ、親の仕事の都合で
あまり配車出来ない家の子供は可哀想やん!
って意見もあるけど、
それ言うたら、
下手ってだけで試合にほとんど出してもらえない子供の方が可哀想でしょ。
しかも
我が子が試合に出してもらえないのに
配車当番してる保護者のことも含めたら、、、
それに
配車当番の場合は多くても
3軒くらいなので、
優先的に出してもらえるのは3人くらいで
残りの枠を残りの子供で分ければ良いんだし
そんなに劇的に
試合に出られる数が極端に上下するわけでもないだろうし。
そもそも
配車する人がいなかったら
試合にすら参加出来ないわけなので。
まあ、この話を実働させるなら
もうちょい話を詰めないとあかんけどね。
まぁ、そんな案もあるよ的に思ってください。
で、お金を沢山出せば試合に沢山出すのか?について
だからその延長線上として
お金をたくさん支払えば
試合に沢山出られるというのも
あながちアイデアとしては悪くないと思う。
ただしそれだと
家庭の貧富の差が出ちゃうので、
例えば
通常の試合はみんな平等に出しつつ、
『特別コース』や『試合コース』という
別料金がかかるコースを作って
そのコースだけの試合を開催すれば良いと思う。
それなら
チームとしても資金が調達できるし
試合に出たい子供は沢山試合に出られるので
一石二鳥かなと。
だけど大事なのは
『ここまでは、この料金です!』
という提示は前もってしておかないとダメですけどね。
そこがあやふやだと絶対に揉めちゃうので。
まぁ、ちょっと話が逸れてきたので
戻すけど、
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勝つためには理由にならないでしょ
そもそもね、
勝つために
とか
上手い下手で
試合に出られる出られないは
やっぱりおかしい。
どう考えてもおかしい。
お金払ってんですよ!
そのお金は
子供がサッカーを習うためのお金であり
上手くなるためのお金です。
なのに、
今、サッカーが下手だから
試合に出られない
というのは、
上手くなるための機会を与えられてない事になりますよね。
勝つためには仕方ない?
いやいや、誰が試合に勝たせて欲しいと頼んだの?
と言いたくなります。
もちろん試合に勝ちたいという気持ちは否定しないし、あって当然。
だけど、
我が子が1試合も試合に出てないのに
チームが優勝したところで
何も嬉しくないし
何の価値もない。
これは僕自身体験したことあるけど
祝勝会だ!
と言われても
何を祝うの?
何を話すの?
愚痴しか出ねーわ!
ってなりましたよ。
子供の勝ちたい気持ちも
保護者が勝ちたいと思う気持ちも
それはどちらも
我が子が試合に出て勝ちたい!
です。
自分が出なくても
我が子が出なくても
チームが勝って欲しい
そんな気持ちは
ぶっちゃけ微塵もありません!
もちろん
人数的に登録制限や交代枠制限があって
全員出場が無理で
とか
交代で試合に出てて
たまたま順番的に決勝戦に出れなかった、、、
は話が違いますよ。
そんな時は普通に応援しますよ。
だけど、交代枠の制限もないのに
・予選から全く試合に出してもらえない
・決勝リーグになってから全く試合に出してもらえない
そんな事になったら
誰も良い気分してないですよ。
それでも
『いや、うちのチームには
自分が試合に出れないからと言って
そんな事で一緒に喜べない子供はいません!』
って言うなら、
それ、言っちゃあ悪いけど
全然子供のこと理解してないです。
子供の気持ち分かってないです。
失礼だけど
そう言われても仕方ないですよ。
今一度、
チームが存続出来てるその資金は
どんなお金が集まったものなのか
どんな気持ちで
どんな想いで託されたお金なのか。
よく考えて欲しい
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まとめ
今回は、
子供のサッカーの補欠制度の問題点をお金の視点から話してみました。
お金の話をすると
どこかタブーのような感じがしちゃうけど
だけど
だからこそ僕は大事なことだと考えています。
金額の大小に関わらず
僕たちがチームに支払うお金には
本当にいろんな想いが詰まってます。
そのことにどうか気づいて欲しいです。
そして、
サッカーが上手い下手関係なく
子供たち全員が平等に試合に出られるようにして欲しいです。
補欠制度にメリットなど何もありません。
ただ
悲しむ子供や保護者が増えるだけです。
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・子供が補欠でサッカーの試合に出してもらえない!
・子供が全然サッカーの練習しない
・このまま子供にサッカーを続けさせても良いの?
・今下手くそでも、いずれ上手くなるのかな?
・親がサッカー経験者じゃないので子供にどう教えて良いか分からない
そんなことで悩んでいませんか?
僕も同じようなことで悩んできた一人です。
レギュラーになれないのに
全然練習しない息子。
お世辞とは言えないくらいの運動音痴。
子供に当たることもあったり
大声で怒鳴り散らすこともありました。
本当に辛くなって
このままサッカーを続けさせても
家族みんな辛いだけじゃないか!
と思って、
何度子供にサッカーを辞めさせようとしたことか・・・
だけど、
今では少しずつ認められ
サッカーの試合にも出られるようになり、
活躍もするようになってきました。
リフティングも両足で412回出来るようになりました。
ブログには書けない
いろんな辛かった出来事、悲しかった出来事
特にレギュラーの親との確執や
レギュラーの子供から言われた心無い一言
などなど、
あまりブログで書くとバレちゃうとダメなので
メルマガでしか書かない話もあります。
その他にも
運動音痴でダメダメだった僕の子供が
サッカーが上手になった方法論や
思考法、
高校サッカーで全国大会に何度も出場した選手に教えてもらった
本当に大事なサッカーの練習のコツなどを
メルマガでは紹介しています。
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面白そうだなー
って思われたぜひお気軽に読んでみてください。
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