努力すること自体を否定してるわけじゃない。
だけどね。。。
もう努力を必要以上にありがたがることを
努力至上主義はやめようよ
って話をしたいトモです。
僕は以前から
子供のサッカーやスポーツにおける補欠制度の撲滅を呟いてるけど、
反対意見として
決まって
補欠制度を無くすと努力している子供たちが可哀想
って意見を貰う。
もちろんね、
もちろん僕も努力することは大事なことだし
必要なことだとは思っている。
だけど、
努力って言うけど、
それって結局、
結果主義であり、勝利至上主義的な考えになっているんだよ
ってことを知って欲しいし、
努力をありがたがればありがたがるほど
子供たちにとっては負担が生じるし
それが怪我にもつながるってことを知って欲しい。
例えば
こないだ
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Twitterでこんなつぶやきを見た。
『息子は誰よりも練習して努力してる。
だけど、補欠の子供は努力が足らない!
試合に出たければ、もっと努力してから言え!』
この呟きを見て
あなたはどう思いますか?
その通り!
って思いますか?
きっと大半の方はその通りだ
って思うと思う。
僕だってきっと以前なら
そう思っていたと思う。
だけど、長い間
子供たちのサッカーを見てきた僕は
このつぶやきを見て
反論したくなったし
そして
同時に悲しくなった。
なぜなら
努力が全てではないから。
努力すれば
みんなが同じように上手くなれるってわけじゃないから。
ちなみに
海外では自主練禁止のチームもある。
その理由は
チームの練習中に
必要な負荷を与えているから
それ以上体に負担になることはするなってこと。
なのに、
日本ときたら
未だにスポ魂まるだしで
努力をありがたがる傾向にある。
この傾向が
成長過程の子供の体に必要以上の負担を与え
怪我を増やしている。
事実、
ヨーロッパの子供に比べ
日本の子供の方が膝の故障や腰痛持ちが多いらしいです。
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で、僕は常々思うんだけど、
努力しろ、努力しろって言うけどさ
誰がどれだけ努力したかなんてどうやって測るんだ?
って思う。
このTwitterの呟きのように
努力している子供はたくさんいると思う。
僕の子供だって自主練もしてるし
努力しているよ。
でもさ、
他の子供がどれだけ努力しているのか
あなたは知っていますか?
僕は知らない。
我が子のことはそりゃー親だからわかる。
サッカーの練習の後、試合の後も
夜遅くまで家の前でボール蹴っている
とか知ってるからね。
だけど、
他の子供がどれだけ努力しているか?
なんて分からないじゃないですか。
仮に直接
他の子供に
『君は毎日自主練している?』
って聞いたとしても
その答えが本当かどうかなんて分からないでしょ。
コソ勉ならぬ、コソ練しているかもだし。
それにね、
仮に、このTwitterで呟いているお子さんが
毎日2時間の自主練をしているとしよう。
じゃあ、
補欠の子供が毎日3時間自主練すれば
試合に出してもらえるのか?
って話です。
だってその子供以上に
めっちゃ努力してるやん!
努力すれば良いんでしょ
って話でしょ。
もっと言えば、
レギュラーの子供は
自主練の時間が0時間だったら?
そのレギュラーの子供は努力してないから
試合に出る権利ないの?
ってことになるけど、
どうするの?
って。
他にも
1時間の自主練で
自分の子供よりも上手になったらどうするの?
上手くなったけど努力の時間が足りないから
試合には出る権利はない!
って言うの?
1時間の練習で追い抜かれた
自分の子供には何て言うの?
結局、
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努力しろ、努力しろっていうけどさ、
見ているところは
どれだけ努力したかじゃなくて
結果だけなんだよ。
そして
努力至上主義は、結果主義であり、
勝利至上主義なんだよ。
試合に勝つためには、
努力しているとかそんなの関係なくて
サッカーが上手い子供しか出さないってことでしょ。
努力することがえらいんじゃなくて
努力して上手くなったという結果を出して
かつ、
レギュラーに勝たなきゃな試合に出してもらえないってことでしょ。
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僕はずっと違和感があった。
補欠の子供を試合に出そうよ
って言うたびに、
『努力してますか?』
って反論があったことに。
努力してる。
って何度も言った。
だけど、
ほとんどの人はそれでも
『努力が足りない、努力の効果がない』
って。
沢山の子供を見てきて思うけど、
子供の能力は本当にそれぞれ。
1回教えて出来る子供もいれば
10回教えても出来ない子供もいる。
また
生まれつき足の速い子供もいれば
体格が良い子供もいるし
背の高い子供もいる。
で、試合に出れるのは
そういった1回の練習で出来るような子供や
今現在、体格や能力的に恵まれた子供たちです。
どれだけ頑張っても
努力しても、練習しても
下手な子供はいつまで経っても
『努力しろ』
って言われ続ける。
じゃあ、
こんな努力をしても
なかなか結果が出ない子供たちは
一体どうすれば試合に出られるの?
って聞きたい。
もちろん、
プロなら努力は必要だし
その努力に結果を伴わないと意味がないよ。
だけど、
子供は別でしょ。
そもそもサッカーを習いに来てるんだよ。
上手くない子供ほど試合に出して
練習させるべきじゃない?
だって上手く出来ないんだもん。
上手く出来るようにしてあげるのが
コーチの役割であって、
サッカーチームの存在理由でしょ。
結果論でしょ?
そもそもね、
プロの選手になるために
とか、
勝つために、
努力しない子供は試合に出さない
そんな子供を出したら努力している子供が可哀想
って言うけどさ、
それは後で出てきた理由でしょ。
子供をサッカースクールに入れた時、
この子供を絶対にプロにさせるんだ!
って決めて入団させましたか?
子供が
『僕、将来はサッカー選手になるんだ!』
って言って入団した?
きっとほとんどがそんなことないはず。
もし最初から
プロ選手を目指しているなら
まず町の小さなサッカー教室やスクールに入ること自体が
間違っているでしょ。
それなら
J下部のセレクションを受けたり
強豪チームに入団すべきですよ。
結局は
サッカースクールに入って
上達していく子供を見て
チームがそれなりに勝てる様をみてきて
もしかしてプロになれるかも・・・
優勝できるかも?
ってコーチや保護者に欲が出てきて
それが勝利至上主義につながっていっただけなんですよ。
で、チームが勝つために
下手な子供を出さないように
努力しているとかしていないとか
そんな理由で下手な子供を排除しているだけなんですよ。
だってさ、
証拠として
サッカーが上手い子供がどれだけ自主練してなくても
努力してなくても
練習中、ふざけていても
絶対に補欠にしないでしょ。
試合に出すでしょ。
だけど
下手な子供にだけは
努力しろとか自主練しろって言うだけでしょ。
おまけに
努力が足りないっていうだけでしょ。
結局は
試合に勝ちたいがための言い訳に過ぎない。
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努力至上主義は疲弊するだけだよ
あとね、
努力至上主義になると
子供達みんなが疲弊するよってことも言いたい。
これね、
Twitterで呟いていた人にも言いたいんだけど、
僕の息子はめっちゃ努力したから
試合に出れるようになった
って言ってるけど、
もしそれだけ努力しても試合に出れなかったら、
子供に何て言うの?
もっと努力しろ!
って言うの?
今でもめっちゃ努力しているんでしょ。
それなのに、さらに、まだ努力しろ
努力が足りない
って言うの?
そんなことになったら
その子供はもう寝る時間もないよ。
たまたまその努力に結果が付いてきただけなんですよ。
逆に言えば
努力しても結果が付いてこない子供を蔑ろにしてるだけ。
もちろん
頑張った子供はえらいけど
だからと言って
他の子供にまで
『試合に出たかったら努力しろって言うのは違うよ』
って言いたい。
努力することと試合に出ることは別物だよ。
それに、仮にね、
努力した子供を試合に出す
って決まりが出来たとしよう。
どうやって努力の度合いを測るの?
とかはさておき。
じゃあね、
仮に2時間自主練した子供が試合に出られるようになったら、
3時間自主練し始める子供が出てくる。
そしたら、
4時間、5時間・・・
と、それこそエンドレスになってしまう。
もちろん
努力することは大事だよ
だけど、
練習した後で、自主練を3時間も4時間もすることが
果たして子供の体にとって良いことか?
って言われたらどうですか?
絶対に良くないですよね。
この努力至上主義を認めてしまったら
ドラゴンボールの戦闘力のような際限のない争いになってしまう。
これって
子供の成長にとっても絶対に良くない。
ただでさえ
週に3-5回の練習があって
土日は試合で
他のことをする時間すらないのに
これ以上、
自主練しろってなれば
本当にその子供の人生はサッカーだけになってしまう。
そんな
サッカーだけの人生で良いと思いますか?
他の子供と遊んだり
テレビゲームしたり
サッカー以外のことで遊んだりする時間も
子供には必要だと思いませんか?
それでも結果論的に
サッカーばかりやってても
プロになれたら良いのかもしれないけど
プロのサッカー選手になれる確率は
1/2500人ですよ。
今、あなたの目の前にいる子供の大半が
プロにはなれないのですよ。
なのに、サッカーばっかりやってることが良いと思う?
僕はよくないって思う。
もちろん
サッカーが好きでいつもボール蹴っている
ってのは理想だけど、
それを
この子供がやっているからと言って
他の子供にも強要したり、
努力しないなら試合には出さない
なんてちゃんちゃらおかしいですよ。
それは、
努力じゃなくて
もはや強制。
子供が努力するのは
・サッカーが上手くなりたい
・試合でもっとこんなプレーをしたい
・あのチームに勝ちたい
・あの子供を今度こそドリブルで抜きたい
って思うからこそであって
試合に出るために努力するってのは
絶対に間違い。
試合にも出さんのに、
努力しろはお門違いも良いところ。
子供のモチベが上がるわけがない。
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最後に
僕としては
もちろん努力も大事だけど、
時間よりも質が大事だと考えている。
どれだけたくさん練習したか
よりも
どれだけ効率よく練習したか
だと思う。
もちろん
質よりも量が大事なこともあるけど、
例えばリフティングとかは
正しいやり方を学びつつ量をこなす必要はある。
だけど、
量を求めるだけでは疲弊するだけ。
なので、
どれだけの時間を努力したか?
を競うよりも
どれだけ効率良く楽しくボールを蹴っているか?
が大事。
だから
これ以上、子供が疲弊するような
努力至上主義はやめようって言いたのです。
努力や練習量が全てじゃないです。
やったらその分だけ上手くなるってことでもないんです。
なぜなら
日本の練習量や練習日に比べて
海外は極端に少ない。
あの強豪国イタリアですら
練習は週3回くらい。
あとは、
友達と遊んだり、家族で出かけたりしてる。
そんな練習量でも
ワールドカップで優勝できるんですよ!
練習量だけ見れば
日本はたぶん世界クラス。
なのに
優勝できないってことは
やっぱり練習すれば良いってもんじゃないってことですよ。
努力や練習をありがたがっているのは
日本人だけです。
もっとサッカーや人生を楽しめるように
考えるべきなんですよ。
サッカーやスポーツは
子供の修行や鍛錬の練習の場じゃないんですよ。
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・子供が補欠でサッカーの試合に出してもらえない!
・子供が全然サッカーの練習しない
・このまま子供にサッカーを続けさせても良いの?
・今下手くそでも、いずれ上手くなるのかな?
・親がサッカー経験者じゃないので子供にどう教えて良いか分からない
そんなことで悩んでいませんか?
僕も同じようなことで悩んできた一人です。
レギュラーになれないのに
全然練習しない息子。
お世辞とは言えないくらいの運動音痴。
子供に当たることもあったり
大声で怒鳴り散らすこともありました。
本当に辛くなって
このままサッカーを続けさせても
家族みんな辛いだけじゃないか!
と思って、
何度子供にサッカーを辞めさせようとしたことか・・・
だけど、
今では少しずつ認められ
サッカーの試合にも出られるようになり、
活躍もするようになってきました。
リフティングも両足で412回出来るようになりました。
ブログには書けない
いろんな辛かった出来事、悲しかった出来事
特にレギュラーの親との確執や
レギュラーの子供から言われた心無い一言
などなど、
あまりブログで書くとバレちゃうとダメなので
メルマガでしか書かない話もあります。
その他にも
運動音痴でダメダメだった僕の子供が
サッカーが上手になった方法論や
思考法、
高校サッカーで全国大会に何度も出場した選手に教えてもらった
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