と、怒りと悲しみに暮れているトモです。
何度もこのブログやTwitterなどで
僕は発信しているけど、
勝利至上主義は、本当に最悪です。
子供達にとっても保護者にとっても
そしてそのスポーツの未来にとっても。
勝つために!
と聞こえは良いけど、
結局のところは、極論言えば
その勝利は一体誰が欲しているの?
という所を突き詰めていけば
それは、コーチの願望であったり
保護者の希望だったりするわけです。
子供達ももちろん勝ちたいという気持ちはある。
だけど、
それは友達と一緒に頑張って勝ちたいって気持ちであって
セレクトされ、試合に出れない友達まで作って望んでいることじゃない。
もちろん
中には、勝つために下手な友達なんて試合に出るな!
って思っている子供もいるだろう。
だけど、
それは、大人が子供に与えた悪影響である。
なぜなら
サッカーを始めたばかりの純粋無垢な子供には
そんな気持ちは全くないから。
で、ですね、
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よく僕にメールをくれるメルマガ読者さんからなんですが、
『今まで子供が所属していたサッカーチームは
全員出場が普通だったんだけど、
ある大会で、もう少しで決勝リーグに行ける!
となった途端、
ついに勝利至上主義が発動して
出場時間0の子供達が出てきた』
とのことでした。
しかも、
出れなかった子供の中には、
『試合に出たかった・・・』
と、泣き出した子供もいたというのです。
ちなみに
このサッカーチームは
育成重視を謳っているチーム
僕は常々思うけど、
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ここまで子供を悲しませて試合に勝つ意味ってあるのかな?
って思うんですよね。
もちろん
勝敗のあるスポーツだから勝ちにこだわって当然
って言う人もいるんだけど、
それって全員で戦って
という条件があってこそじゃね?
って思うのです。
子供をセレクトして
試合に勝って一体何が残るのか?
それに何の意味があるのか?
そして
もしそれでも負けたら
どう責任取るんだ?
って思う。
でね、今回、僕が言いたいのは、
勝利至上主義はアカンよってことじゃなくて
今、普通に全員が試合に出られている子供のサッカーチームでも
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勝利至上主義は突然発動しちゃう可能性があるから気を付けて!
ってことを言いたのです。
注意喚起したいのです。
実際、
僕の子供のサッカーチームでもそうだったし
メルマガ読者さんのチームもそうでした。
勝利至上主義はある日突然に発動します
なので、
そうなる前に、
チームとして、保護者全体、そしてコーチや指導者と一緒に
勝利至上主義はアカンよ、やめとこうね
という釘をさしておくことって大切だよ
ってことを言っておきたいのです!
なぜなら
勝利至上主義が発動してしまうと
阻止するのが困難になるからです!
普段、温厚で優しかったコーチが
鬼のように勝ちにこだわり
育成重視だったはずのチームコンセプトですら
何もなかったかのように無くなり、
面倒見の良かった保護者ですら
勝つために、勝って当然、その気持ちが強くなり
・補欠の子供達のことなんでどうでも良い
・この試合に勝てればそれで良い
という雰囲気に飲まれてしまいます。
そして最悪なことが
もし仮にあなたのお子さんが、
補欠になった日には、
立場が急激に弱くなり、
何も言えなくなってしまう可能性がめっちゃ高くなってしまうからです!
補欠制度がなく
対等に、なんでも気兼ねなく話せる間柄のうちに
勝利至上主義の発動を抑えておかないといけないのです!
もし補欠になってから
勝利至上主義なんて辞めようよ
って言おうもんなら、
・『あなたの子供が試合に出れないからって
そんなこと言いだすのおかしくない?』
・『補欠の子供が努力しないからでしょ』
と、言われなき誹謗中傷を受け、
また、自身もそんな風に思われないかな・・・
と、話すことに躊躇するようになります。
僕自身、実際そうでしたし、
補欠制度を無くそうよ
と、チームの保護者数名にも話したこともあったけど、
一部からは、
『それは甘え、努力が足りていないだけ』
と、厳しい言葉をかけられたこともありました。
もちろん
僕の子供は努力してたし、
頑張っているのを知っていたので
めっちゃ悔しかった。
ふざけんな!
って思ったけど、
勝利至上主義、結果主義を唱える人には
何を言っても理解されなかった・・・
なので
補欠制度がないうちに、勝利至上主義はやめよう
って話し合っておくことが大事です。
僕の子供のサッカーチームのような悲劇を招かないためにも。。。
それでは、
僕の子供のサッカーチームがどのように
勝利至上主義に走っていったのか
ちょっと紹介してみよう。
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僕の子供のチームが勝利至上主義を発動させたのは、
子供が3年生の中頃からだった。
※今現在は4年生
それまでは
それなりに試合に出れてた。
とは言っても
やっぱり上手い子供が試合出場時間も多かったけど
それでも試合に行って出場時間が0秒なんてこともなかったし
まだそれなりに
例えば
後半だけとか前半だけとか
そんな感じで出れてた。
じゃあ、いつから勝利至上主義になったの?
ってことだけど、
今思い起こせば
ある大会がきっかけだったと思う。
思うって言うのは
その境がハッキリしないというか
徐々に出場時間が減ってきた感じになったから。
ただ、
キッカケはやっぱりあって
それが
とある大きな大会の準決勝で負けた時だった。
それ以降、
コーチもそして保護者も
頑張れば優勝できる、勝ちを目指そう
って雰囲気になっていった。
これ自体は悪いことじゃないと思う。
だけど、
それが極端になっていくことが怖い。
なぜなら、
それ以降、
今まではいろんなポジションをしていた子供たちのポジションが固定され
そして、
段々とスタメンのメンバーが固定されていくようになっていった。
それでも少しは出場出来たけど、
段々とメンバーを固定、ポジションを固定することで
チームが勝つことが増えてきた。
小さなカップ戦では優勝も出来るようになった。
そうなってくると
保護者もコーチも勝って当然
という気持ちになってきた。
そしたら、
もう育成とか子供にサッカーの楽しさを教えるとか
そんなことどっかに行っちゃって、
いつの間にか
勝つためには?勝って当然が
チームに蔓延し
子供達も
俺たちは強い、勝って当然
って感じになってきて
下手くそな子供をバカにするようになり
ヒエラルキーも出てきた。
試合に負ければ
誰かの保護者が
『今日はあの子(レギュラー)がいなかったから負けた』
と普通に補欠の親がいるベンチで宣い、
↓
子供のサッカーチームのレギュラーの親から言われた一言が許せない!けど…
試合に出れない子供がいても
『おかしくない?可哀想じゃない?』
と言う人間は誰もいなくなった。
逆に
『レギュラーの子供がいなかったから負けた』
と、補欠の子供の尊厳を100%否定する言動が
普通に蔓延していった。
そして、
補欠の保護者さんなら分かると思うけど、
本当に補欠の保護者は肩身が狭い・・・
『みんな平等に試合に出そうよ』
と叫ぼうもんなら、
『それはあなたの子供を試合に出したいだけでしょ』
と言われてしまうかも・・・
と考えてしまい、
どうしてもそんなことが言えなくなる。
おかしい、変、間違っている
言いたいことはたくさんあった、
だけど、
それを言わせてもらえる雰囲気じゃないなかった。
ただ、子供が補欠というだけで・・・
で、結局、苦難の道は
僕がコーチと直接話するまで続いたんだけど
↓
補欠撲滅に向けてついに直接対決!県外で4試合。補欠の出場は0。我慢の限界が来てコーチと話ししてみた
で、メルマガ読者さんのチームもまさに
僕の子供と同じような道をたどっていて、、、
決勝リーグまで行った試合が終わった後も、
違う試合があったみたいなんだけど、
その試合でも
また勝ちに走った選手起用があったそうで・・・
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もう、こうなると
あとは勝利至上主義に向けてみんなが動いていく。
保護者もコーチも
自分たちが知らないまま、勝利至上主義が発動していく。
気づいたころには、
完璧なヒエラルキー、勝利至上主義が確立してしまう。
こうなると
誰にも止められなくなります。
なので、
もしあなたの子供のチームが
今は勝利至上主義じゃないとしても
気を付けてください!
勝利至上主義は知らぬ間に発動してしまう。
だからこそ、僕は言いたい。
勝利至上主義が発動する前に
日ごろから勝利至上主義の愚かさをみんなに訴えておくことを!
勝利至上主義がもたらす悲惨な現状を
子供達にとって何のプラスにもならないことを
そして、
勝利至上主義は子供ではなく大人が勝手に望んでいる物である
ってことを。
補欠制度がないうちに
チーム内で、保護者同士、そしてコーチに話しておきましょう。
今なら
補欠の保護者という立場じゃないなら
話もしやすいし、
受け入れられやすいです。
補欠の子供の保護者の立場で話をしても
『自分の子供が補欠だからでしょ』
ということが付いて回るから。
その前に、
もちろん、あなたの子供が補欠になる
って前提ではないけど、
それでも
全ての子供にとって補欠制度は必要のないものだから。
勝利至上主義なんてクソくらえだから。
今のうちに、食い止めるべき。
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『お前、補欠のくせに!』
そんなことを友達に宣う子供の姿を見たことありますか?
本当に子供なのか?って思うくらい
憎ったらしい顔をしてるよ。
1秒も試合に出れず帰る子供の顔を見たことありますか?
ホンマに、なんて声をかけて良いからわからないくらい
悲しそうな、悔しそうな顔をしているよ。
そんな子供たちを増やしたいですか?
僕は逆だ。
減らしたい。
サッカーをして笑顔でいる子供を増やしたい。
だから
勝利至上主義は無くしたい。
撲滅したい。
勝利至上主義はいつ発動するか誰にも分からない
だからこそ、
発動する前に僕たち大人が食い止めてあげましょう。
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・子供が補欠でサッカーの試合に出してもらえない!
・子供が全然サッカーの練習しない
・このまま子供にサッカーを続けさせても良いの?
・今下手くそでも、いずれ上手くなるのかな?
・親がサッカー経験者じゃないので子供にどう教えて良いか分からない
そんなことで悩んでいませんか?
僕も同じようなことで悩んできた一人です。
レギュラーになれないのに
全然練習しない息子。
お世辞とは言えないくらいの運動音痴。
子供に当たることもあったり
大声で怒鳴り散らすこともありました。
本当に辛くなって
このままサッカーを続けさせても
家族みんな辛いだけじゃないか!
と思って、
何度子供にサッカーを辞めさせようとしたことか・・・
だけど、
今では少しずつ認められ
サッカーの試合にも出られるようになり、
活躍もするようになってきました。
リフティングも両足で412回出来るようになりました。
ブログには書けない
いろんな辛かった出来事、悲しかった出来事
特にレギュラーの親との確執や
レギュラーの子供から言われた心無い一言
などなど、
あまりブログで書くとバレちゃうとダメなので
メルマガでしか書かない話もあります。
その他にも
運動音痴でダメダメだった僕の子供が
サッカーが上手になった方法論や
思考法、
高校サッカーで全国大会に何度も出場した選手に教えてもらった
本当に大事なサッカーの練習のコツなどを
メルマガでは紹介しています。
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面白そうだなー
って思われたぜひお気軽に読んでみてください。
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